設立の目的(登記簿謄本に基づく)
樋口季一郎中将の偉業を顕彰し功績を後世に伝えて日本の風土に根ざした精神文化の振興と領土領海の保全に貢献することを以て持続可能な社会の発展と世界の平和と安寧に資することを目的とし、 その目的を達成するため、次の事業を行う。
(1) モニュメントの制作と設置をする事業
(2) モニュメントの維持管理運営をする事業
(3) 前条の目的の精神を普及啓蒙するための諸活動を実施する事業
(4) 前条の目的に資する行事を実施する事業
(5) 前条の目的の達成と広く会員参加活動の推進を図るための講演会、研修会並びに展覧会等の開催をする事業
(6) 各種関係団体の行う文化活動に対し支援を行う事業
(7) その他本会の目的を達成するために必要な事業
財団の理念
「樋口季一郎中将の偉業を顕彰し、後世に伝える」
当財団は、樋口季一郎中将が戦時中に多くの命を救い、日本分断の危機から国を守るために示された勇気と人道主義精神を、未来へと継承することを理念としています。
その理念は、日本の風土に根ざした精神文化の振興、領土領海の保全を通じた持続可能な社会の発展、さらには世界の平和と安寧への貢献に寄与することにあります。
私たちは、樋口季一郎中将の偉大な足跡を未来へ残すため、またその精神を広く普及することを使命とし、次の事業を実施しております。
主な活動
当財団は、設立の目的を達成するために、以下の各種事業を推進してまいります。
1. モニュメントの制作と設置
樋口季一郎中将の功績を象徴するモニュメントを制作し、設置することで、彼の偉業を広く後世に伝えます。
2. モニュメントの維持管理運営
設置されたモニュメントや展示施設の定期点検・維持管理を行い、常に良好な状態でその歴史的価値を保つとともに、地域との連携を強化しています。
3. 精神普及啓蒙のための各種活動
樋口季一郎中将が体現した精神や価値観を広く普及するため、講演会、セミナー、展覧会などを開催し、教育・啓蒙活動を推進しています。
4. 目的に資する行事の実施
平和や文化、国土保全に関する記念行事やシンポジウムなど、各種イベントを企画・実施し、地域住民や関係者が参加できる場を提供しています。
5. 講演会、研修会、展覧会等の開催
会員参加型の活動を促進するため、定期的に講演会や研修会、展覧会を開催し、知識や経験の共有を図っています。
6. 各種関係団体の文化活動への支援
国内外の文化、平和、環境保全に取り組む関係団体と連携し、共同プロジェクトや支援活動を通じて、相互に発展を目指しています。
7. その他目的達成に必要な事業
上記の事業に加え、時代の要請や新たな課題に応じた活動を柔軟に展開し、当財団の目的の達成に努めています。
役員名簿
役 職 | 氏 名 |
---|---|
代表理事 | 樋口 隆一 明治学院大学名誉教授、季一郎孫 |
副代表理事 | 水上 逸朗 株式会社アイエム代表取締役 会長 |
理事 | 田中 英道 東北大学名誉教授 |
理事 | 山下 英次 大阪市立大学名誉教授 |
理事 | 小塩 一 HAYAコーポレーション代表取締役 会長 |
理事 | 丸谷 智保 株式会社セコマ代表取締役 会長 |
理事 | 岩田 圭剛 岩田地崎建設株式会社 社長 |
理事 | 舩山 徹 三菱商事国内開発担当執行役員 |
理事 | 玉村 邦夫 元三井住友海上特別顧問、季一郎孫 |
理事 | 篠田 江里子 札幌市議会議員、季一郎孫 |
理事 | ロバート・D・エルドリッヂ 国際政治学者 |
理事 | 岡部 伸 産経新聞客員論説委員、東京財団政策研究所シニアアドバイザー |
理事 | 久野 潤 日本経済大学准教授 |
理事 | 橋本 大二郎 元高知県知事、ニュースキャスター |
評議員 | 内田 勝真 アイエム経営役員 |
評議員 | 池田 優 アイエム経営役員 |
評議員 | 前堀 達男 アイエム経営役員 |
監事 | 高橋 勝憲 アイエム統括本部長 |
設立の経緯
当財団は、樋口季一郎中将が示した勇気と献身的な行動に深く感銘を受けた関係者が、彼の偉業を後世に伝えるために設立されました。
設立の背景には、戦時中の厳しい現実の中で、彼が多くの命を救い、日本の安全と平和を守るために尽力されたエピソードがあり、その精神は今なお多くの人々に勇気と希望を与えています。
また、時代が変わる中で、日本の風土に根ざした伝統や精神文化の価値を再評価するとともに、領土・領海の保全がますます重要な課題となっている現状を鑑み、当財団は「持続可能な社会の発展」と「世界の平和と安寧」に資するための基盤を築くべく、事業活動を展開する決意を固めました。
メッセージ
私たちは、樋口季一郎中将が遺した「人道主義」「勇気」「平和への信念」を未来へとつなぐため、日々活動に邁進しております。
彼の偉業は、単なる過去の歴史ではなく、現代における国防、文化の振興、そして持続可能な社会の発展に直結する価値ある遺産です。
未来の世代が、彼の勇気と献身から学び、平和と繁栄を築く一助となるよう、私たちはこれからも挑戦を続けてまいります。
皆様のご支援とご協力が、この大いなる使命を達成するための力となります。
どうか、共に未来を創り上げる仲間として、当財団の活動にご理解とご賛同を賜りますようお願い申し上げます。